歯の移植という話し 2
今日は、歯の移植の話しです。
親知らず は、不必要な歯であることが多いですね。
でも、時としてはたいへん貴重になるときもあります。
この患者さまは、左下の第2大臼歯(2)が、虫歯のため保存できません。
・・・・・・上を良く見ると・・・・・・左上に親知らず(1)がはえていました。
では、2を抜歯して、上の1を移植しましょう。・・・・・ということで
1ヶ月まって、歯の神経の治療も必要ですね。
そして、歯の形を第2大臼歯のようにつくって・・・・
もう6年経過していますが、十分に使えています。
一番上の金属の歯がそれです。
今でもこの患者さまは、とってもよろこんでいてくださります。
「そんなことできるんですか?」 よく患者さまから質問を受けます。
全てのケースではありませんが、条件があえばご提案させていただいております。
もちろん、人工歯根(インプラント)という選択もあります。
やっぱり、自分の歯をつかえたほうが、気分はよいですね。
すべては、患者さまのHappyのために・・・・・。
By Hiro