ちいさないのち の話し
空前のペットブームといわれている日本ですが、我が家にも2匹の犬がいます。
6年前に家族となった『ふう』
その半年後に新しく加わった『悟空』
ふうちゃんは、小さな小さな子犬の頃に、母犬・兄弟犬と一緒に、大きな国道沿いに捨てられ、
保護された犬です。
運よくボランティアの方に「一時預かり犬」として引き取られましたが、そこで里親が見つからなければ、
センターへ送られてしまう運命でした。
私の親しい友人が、そのボランティアのお手伝いをしていて、
ある日、いつものようにそのお宅へ遊びに行った二男が
「お母さん!〇〇ちゃんの家に、また新しい犬が来ていたよ。
僕、どうしてもあの犬を、うちで飼いたい!!」と言い出しました。
今まで、何匹もの預かり犬を見てきたのに、「自分で飼いたい。」と言ったのは初めてでした。
きっと、これが『縁』というものなのかも知れません。
いくつかの手続きを済ませ、ふうちゃんは家族の一員になりました。
小さなふうちゃん。
目元の傷を見る度に、「どんな怖い思いをしてきたんだろう…。」と胸が痛みました。
どんな親犬から生まれたのか、お誕生日はいつなのか、何もわからないふうちゃん。
でも、これからはここがあなたのおうちだよ。
お父さんもお母さんも、お兄ちゃんたちもいるよ。
安心して眠っていいからね。
こうして我が家の『人間とワンコのドタバタな毎日』が始まったのですが、
少し長くなりそうなので、この続きはまた次回に。
By トトロ