骨移植手術の話し
12月12日(日)は 約2か月前から 日曜日ですが 手術の予定をしていました。
この春 不幸に交通事故にあって 前歯3本 を失い 同時に 周囲の顎骨も同時になくなってしまいました。
まだ20前後の女性です。おもいっきりの笑顔になると 大きく歯肉 や歯がみえるタイプのかたです。
長い将来のことをかんがえると、ブリッジという方法は歯をけずってしまいますのでさけたいものいです。
入れ歯なんて もってのほかです。
できれば もとあったように 歯や 歯肉まで自然な形に回復したいものです。
そのためには 失われた 顎骨(がっこつ)も修復しなければ 健康な歯肉は再現できませんし、この先の長い長い人生 をかんがえたら なおさらです。
治療方法として 1 仮骨延長法 といって、顎をブロックにして切り出し、ゆっくりゆっくり 移動」してゆきます。そうすると 骨が それにつれてかいふくしてゆきます。
良い方法ですが、時間がかかるのと、骨の垂直方向にはむいていますが、水平方向の増加は できません。 手術をさらに追加しなければなりません。
2 ブロック骨移植 という方法です。これは 顎の骨を 一部きりだしてきまして それを 10mm程度 のスクリューピンで固定をします。約4カ月まちますと、一体化した 顎骨になります。
今回のケースは 縦×横 12mm×30mm の顎骨を 切り出してきました。
御覧のように 歯が3本 また、顎骨も事故で 失ってしまいました。
再建 といった概念となります。
まさに Site Development となります。
ここからは 手術になりますので スルー する方は ここまでです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すべては患者さまのHappyのために・・・・・ By Hiro
そののち インプラントを適正な位置 と深さに埋入します。
通常おこなわれているインプラントの手術より 難易度もたかく 総合力が必要となります。
本日は、院長 副院長 そして 南部病院外科部長の青木先生の3人で この2の方法で手術
をおこないました。 手術は大成功で 患者さまは ほとんど覚えていませんでした。
まさに 口腔外科 静脈鎮静麻酔 などのなせる結果だとおもっています。
さすがに すこしつかれましたが、患者さまの とびっきりの笑顔や おつれのご家族の感謝
の言葉で そんなこともふきとびました。
また 良い結果をご報告できるようがんばりますね・・・・。
すべては 患者さまの Happy のために・・・・・・・ By Hiro