ネットワークの重要性の話し
患者さまは、色々な事情があって、ご結婚や、転勤などいろいろ通院が困難になることもよくあることです。
インプラントや、その他の歯の治療に関しても、広く歯科医師同士で、ネット・ワークが必要です。インプラントに関しては、色々なシステムがあり、 ネジ山一つをとっても、特許の問題があり当医院のシステムでは、対応できないことも当然あります。(当医院では、世界レベルのインプラント5社を採用して いますが、国内外では、200社以上あるといわれています)
この患者さまは、東京都内の歯科医師(ニューヨーク大学同期の先生です)のご紹介でいらっしゃいました。7年前にインプラントを入れて、経過はすごく良かったそうです。しかし、最近少しインプラントがゆれてきました。
というわけで、ご結婚先である、当医院の近くからいらっしゃいました。
専用のレンチとドライバーを元の歯医者さんからおくっていただき、ネジをしめなおしました。このケースは、噛み合わせの関係から生じたようですが、小さな変化にも敏感に対応しなければなりません。
このように、歯医者さん同士のネット・ワークがとても大切です。
先日は、当医院の患者さまが、神戸に引っ越されまして、当医院のシステムのレンチとドライバーをおくり、対応していただきました。
奥から2番目の白い歯がインプラントです。
インプラントの予後不良例というものも、少なからずあります。早目の適切な対応と処置がポイントとなります。
ネット・ワークづくりというのは、いろんな場面で大切ですね。
この患者さまは
、「子どもも小さくて、都内までは通えないけれど、近くの先生を紹介していただきたすかりました。子どもが大きくなったら、東京の勤務先の近くの先生にもみてもらえるので、うれしいです。」
とおっしゃっていました。