美しいものには、決まりがある・・・・という話し
今日は、黄金率(おうごんりつ)の話しです。
歯科は、よく科学であり、芸術、美でもある。(Dentistry is Art and Science.)
・・・・・・よく例えられます。
たとえば、ここに、誰もが見て美しいと感じるものがあるとします。
その理由は、形状からある一定の比率で、そのものは成り立っていることが多いといわれています。
人の顔でも、目の大きさ、鼻の高さや、唇の厚みや、眉毛の位置や、太さ、顎の角度など・・・・・・
微妙にその比率は人それぞれ異なります。これがまさに個性というもので、決して私は否定しているわけではありませんので、誤解のないようにおねがいいたします。
さて、歯も同じことがいえます。
歯の縦と横の比率もある程度美しく見える比率があります。
一番前の歯と2番目の歯、そして3番目の歯の先端の位置や、角度、歯頚の位置などにもある一定のルールがあります。白さについてもある一定のルールがあります。これを考えて治療してゆきますとこうなります。
治療後です。ホワイトニングもしています。
向かって前から3番目の糸きり歯も少し工夫して・・・・・・・
今回は、プロセラというオール・セラミックスにて対応させていただきました。
プロセラは強さと美しさを兼ね備えた材料です。金属を一切使用していませんので、体にやさしい歯科材料です。
メインテナンスをして、いつまでも素敵な笑顔をたもちましょうね。