フッ素の話し
昨日フッ素についての勉強会がありました。
フッ素は歯質を強化し、虫歯予防になりますので話したいと思います。
現在の日本人の虫歯は
乳児 5歳→64%
20歳?24歳→90%の方が虫歯になっています。
虫歯の発生要因は
1口腔内にいる細菌
2食事(砂糖)
3時間(砂糖が歯についている時間)
4宿主(唾液、歯)
この四つが重なると虫歯になります。
虫歯の予防はブラッシングする事で予防出来ますが、より一層虫歯にならないように歯質強化できる
フッ素の併用をお薦めします。
フッ素とは、自然界にある天然物です。
フッ素による虫歯予防のメカニズムのお話しをします。
虫歯は歯の表面(エナメル質)が酸により溶解する事です。
このエナメル質はハイドロキシアパタイトで構成しており
フッ素を摂取することで、フッ素が歯の表層下に入り込み、フルオロアパタイトに変化します。
このフルオロアパタイトは酸にとても強く、虫歯になりにくいと言われています。
数日後には、フルオロアパタイトが歯の表層外に出ていくので
定期的にフッ素を取り込んでいくのが効果的です。
このようにフッ素は虫歯予防にとても有効的です。
当院でもフッ素を取り扱っておりますので、ご興味のあるかたはスタッフにお声をおかけ下さい!!
by ロナウド