奈良大和路へ のお話し
先月 帰省した折に、あしを伸ばして、奈良へでかけました。
平城京遷都1300年ということで いろいろ イベントが企画されています。
昨年、東京の上野の国立博物館で話題になったのが、きっかけで、今回のお目当ては、
興福寺の国宝 阿修羅像でした。
早朝にもかかわらず 新しくできた国宝館は 旅行者のツアー客や外国人の方も大勢でした。
人気の阿修羅像や千手観音像のまわりは、小学生からご高齢の方まで黒山の人だかりです。
西暦734年につくられて 八部衆という8人のメンバーの一人だそうで少年のような少女のような
顔を3つ持ち、手が6本、身長は 私ぐらい。写真はNGでした・・・
戦争などの被害からまぬがれ、きれいな状態で保存されていて なんだかジーンときました。
撮影スポットで有名な猿沢の池と興福寺の五重塔です。
そして 奈良公園の鹿たちを何年かぶりに見たのですが・・こわいぐらい角が長い・・・!!
来月10月8.9.10日に春日大社の境内で
‘鹿の角きり’ という愛護会の人たちによる行事があるそうです。
発情期に気の荒い角鹿が人間に危害を与えたり、お互いに傷つけ合うので
オスの鹿にとっては大切なシンボルの角を切るのはかわいそうですが 人と鹿の共生の
中で生まれた伝統行事です。
でも 切った立派な角は飾りになっていくのでしょうか?それとも
漢方では、滋養強壮剤になるような話もニュースでいっていたのでちょっと気になります・・・
帰りは 『ならまち』という 昔の町並みを見たり お買い物をしながら奈良駅まで
歩きました!
by ティンカーベル